SOLIDWORKS EDU - Early Engagement
SOLIDWORKS JAPAN Blog
6 years ago

p>先月、米国ロサンゼルスで開催された SOLIDWORKS WORLD 2018 では、DS SOLIDWORKS社の今後の取り組みのひとつとして 「Early Engagement」 が紹介されました。DS SOLIDWORKS社では科学技術教育の進展に貢献する為に学校教育や競技会・コンテストに参加する学生の活動を支援して来ました。今後も将来のキャリアパスを確約するために研究活動や学校教育、学生、SOLIDWORKS コミュニティをさらに支援していきます。

SOLIDWORKS WORLD 2018 では今回、はじめての取り組みとして学生向けセッション 「What’s Next ? A Panel Discussion for Students by Professional SOLIDWORKS Users」 が設けられました。学生のキャリアをサポートするためのパネルディスカッションで大学6校、高校5校、学生チーム2チームから、引率した先生方を含め、総勢194名が参加しました。パネラーは現在、SOLIDWORKSをお使いいただいている米国の企業ユーザー4名です。

学生時代からSOLIDWORKSを使用しているTinnie Choiさん(Designer, Innovation and Advanced Projects at Vans)はインターンでお世話になった企業に最終的に就職しましたが、大学卒業当時は米国の経済状況があまり良くなく、就職活動に苦労したそうです。その状況下でも積極的に展示会などに出かけ、最新のテクノロジーを見に行ったり、企業の人と話をすることでどのような技術が求められているのか、情報収集や(人との)ネットワーキングの構築を大切にしたそうです。この他にも SNSを活用して、LinkedIn にプロフィールを登録したり、Instagramに自分のデザインを載せることも、ビジネスのつながりを広げるひとつの方法になったそうです。

 

Gianluca Mattarocciaさん(Equipment, Machine and Tool Design Engineer at Standard Motor)が初めて、SOLIDWORKSソフトウェアを使い始めたのは大学4年時だそうです。「最終学年になって新しい3DCADを習得しろなんて…」 と正直思ったそうですが、今となってはすごくラッキーだったと感じているそうです。SOLIDWORKSのコミュニティは大きいので、幅広く仕事を選択でき、コラボレートできる企業や情報共有し合えるユーザーグループも世界中にあるのは、素晴らしいこと!とコメントをいただきました。

 

今回参加したパネラー4名全員が学生時代にインターンを経験していますが、Gianluca Mattarocciaさんは 「機械設計」 という自分の目指す就業経験であれば、夏休みにアメリカ大陸を跨いででもインターンやアルバイトをしたそうです。「インターン先などでは、言われたことだけをこなすのではなく、自分から積極的に 「ほかに何かできることがありますか?」 と聞いてみたり、自分からアピールをするようにしてください。基本的な原理を学ぶ上で学位を取得することは大切ですが、学び続けることの大切さとその方法論についても常に意識をしてください。インターネットやYouTubeなどで情報を入手することは簡単ですが、SOLIDWORKS WORLDのようなオープンイベントに参加をして、マーケットがどのように変化しているか、製品ナレッジのパスを見たり、SOLIDWORKSパートナー企業やユーザーがもつテクノロジーを実際に見学してみることも大切です。専門課程以外に必要なこととして、① チームで働き、物事を進め、問題解決をすること、② グローバル化が進む現代では第二言語を習得し、その文化を理解して人と接することも必要」 とおっしゃっていました。

 

学生からの質問で 「SOLIDWORKSを使用している企業に就職したいが、どうしたらよいか」 という相談が何回か出ました。Denise Fitzgeraldさん(Assistant Group Leader Mechanical Engineering, MIT Lincoln Laboratory)は 「現在、SOLIDWORKSができる学生は山ほどいるし、そのバックグラウンドがあることは重要ですが、SOLIDWORKS 認定試験 を取得しているかどうかが、先ずポイントになります。さらに面接では(SOLIDWORKS 認定資格を持っているだけでなく)どれだけ、テクニカルバックグラウンドがあるか、今までやってきたことと5年先に自分が何をできるか、技術的に証明できる人は採用する側として ”突出している” という印象を受けます。」 というアドバイスがありました。

左:Formula SAE – BRUIN RACING, UCLA   右:Baja SAE – UCLA Racing

参加した現地の学生からは、「SOLIDWORKS WORLD 2018に参加させてくれてありがとうございました。とても素晴らしい経験で、SOLIDWORKS製品のことや自分をどうアピールするかを学ぶことができました。そして、女性のエンジニアに会えたのはとても素晴らしい経験でした!」 引率した先生からは、「生徒たちは将来のキャリアの可能性やその考え方に対し、とても参考になったようです。SOLIDWORKSソフトウェアの今後の使用も高まると思いますし、すでに何名かの学生は CSWA(初級試験)の受験に意欲的です。今後もこのような機会があることを期待しています。」 という感想をいただきました。

日本とアメリカでは文化的な背景や採用状況も異なりますが、熱心な学生さんを採用したい企業の思いは同じと思います。DS SOLIDWORKS社ではやる気のある学生の皆様をサポートしていきます!SOLIDWORKS 認定試験のキャンペーン学生活動向けのライセンス提供 などを是非ご活用ください。教職員の方々には、SOLIDWORKS Japan User Group へご登録の上、是非企業ユーザー様と交流してみてください。ソリッドワークス・ジャパンでは、各種展示会に出展をしたり、SOLIDWORKS WORLD JAPAN を例年2月(西日本)、11月(東京・大阪)に開催しています。教職員だけでなく、学生さんにもご参加いただけますので是非、ご来場をお待ちしています。

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Dassault Systems SOLIDWORKS Corp.は、データの作成、シミュレーション、管理、テクニカル コミュニケーション、電気設計、ビジュアリゼーション、コラボレーションを行い、エンジニアリング リソースの革新と生産性を達成するための完成されたソリューションを提供しています。


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