p>8月1日(水)- 2日(木)こども霞が関見学デーとして各省庁で見学ツアーや関連のイベント等が実施されました。そのうちの一つ経済産業省で実施された「こどもデー」に参加された一般社団法人デジタルファブリケーション協会のプログラムにソリッドワークスもソフトウェアを貸し出す形で参加させていただきました。普段はスーツを着た大人しかいないビルですが、当日は夏休みの子供たちでいっぱいでした。

デジタルファブリケーション協会では、「3Dプリント工房で未来のものづくりを体験!」と題して、3Dプリントプロダクトの展示と、3Dプリンターのデモンストレーション、3DCAD操作の体験プログラムを実施しました。3Dプリントプロダクト展示には、試作品や人体模型、3Dプリントならではのオブジェ等が並び、3Dプリント技術のトレンドを、目で見て知る事のできるコーナーになりました。3DCAD体験プログラムは事前申し込みで定員の160名がほぼ埋まってしまう大反響でした!

3Dプリント《プチ》博物館
3Dプリントは製造業の分野では試作品や試験品の製作に使われていたり、医療分野では手術前の手術シュミレーションのために使われたりしている話を聞きました。また、実際に3Dプリントされた試作品や人体模型を手に取って、素材感や色味、重さも確認しました。ほんの数年前までは、プラスチック素材がメインでしたが、今はカーボンファイバーや金属など様々な素材での3Dプリントが可能で、プラスチックでも固さの違うものや、色もフルカラーでプリントすることが可能になっています。

  

3Dプリンター
実際に3Dプリントしている様子を見たことがある子供たちは少ないようで、説明を聞きながら、3Dプリンターに顔をくっつけて、上から下から覗き込んでその動きを観察していました。
「食べ物もプリントできるんですか?」という面白い質問も飛び出し、「溶かすと柔らかくなって冷やすと固くなるものならプリント可能」との回答に、驚いていました。チョコレートを3Dプリントで形どったりしているところもあるそうです。

3D CAD
最後にSOLIDWOKRSの3D CADを使って、車おもちゃのモデリングを体験しました。お土産に用意された車のモデルを、自分の好きな形に変えるだけの簡単な体験でしたが、どの子供たちも自由な発想で好きな形の車を作っていました。
「すごいリアウィングが長いね」と声をかけると「クジラのしっぽだから」と。クジラ号を作っていたんですね。「自分の好きな形のミニカーが3Dプリンターがあればつくれるのに」とも、クジラ号の少年は言っていました。

デジタルファブリケーション協会代表の梅澤陽明さんに、「3Dプリンターでこんなにいろいろできてしまうと、いよいよ人がいらなくなっちゃいそうですね。」とお話ししたところ、「そんなことはないです。」ときっぱり否定されました。「3Dプリンターは人間が想像したものを忠実に作れるようになっていますが、考えて指示を出すのは人間です。そのために発想力をもったエンジニアがどんどん増えていってほしいですね。それには引き出しをいっぱい持つことと、それをどう組み合わせていくかということだと思います。今日も、ものづくりへの興味や、エンジニアになりたいと思うきっかけになればという気持ちでやっています。」と話してくれました。
参加した子供たちもきっとエンジニア気分を味わって、何人かはエンジニアになりたいと思ってくれたのではないでしょうか。

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SOLIDWORKS Japan

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