p>JURAは、自分達のアイデアと、そのアイデアを実現したいという思いがありました。

限られたリソースで収益を上げなければならない、事業を起こす身(スタートアップ)の一員として、1ドルの売り上げを伸ばすということと、高価にはなりますが必要なリソースを確保する、という2つの項目は、すぐに対立する課題となりました。消費者向け製品を開発するには、規模や資金に関係なく同じツールが必要なことも感じます。これは特に、市場投入までの速度と消費者向けコストが最も重要なモバイルアクセサリ業界では必須です。 頭の中の大きなアイデアを手にするものに変えるためには、特別なソフトウェアが必要なことはわかっていましたが、SOLIDWORKS Entrepreneur Programはそれを実現するのに大いに役立ちました。

収益が100万ドル未満の企業では、12か月の製品提供がカギとなります。目標を達成するためには、フル3D CADツールを持っているだけではなく、そのトレーニングとツールの熟知が必要です。JURAは、大人気のAppleAirpods®用の革新的なアタッチメントソリューションを模索していました。もちろん、「新しい切り口(イノベーション)」には、今までと異なる考え方とチャンスを捕まえることが必要です。ライブ環境で開発製品についてコミュニケーションする機能、および製品検証や、迅速に修正、改良する機能は、製品を微調整していくプロセスにとって大変重要でした。

SOLIDWORKSを起動すると、2D画像をパラメトリック3Dモデルに変換することができました。許容を確認しながら、取り込んだ境界線を繰り返し使用して調整し、実験(仮想検証)し、あらゆるユースケースを調査しました。このプロセスは、製品であるアンカー取り付け部分のチタン製カラビナの作成において特に重要でした。SOLIDWORKS アセンブリ モデリングを利用して、1ピースで作成できる「カラビナ」を設計したのです。このカラビナは、チタンの柔軟性を利用して開閉できる仕組みです。次に、アドイン可能なシミュレーション機能を使用し、最終的な寸法を決定して、必要な最適力を実現することができました。

数か月に渡る、設計、シミュレーション、とその繰り返し差表の末、プロトタイプ製品を手に入れ、製品を市場に投入する準備が整いました。繰り返しになりますが、SOLIDWORKSは非常に貴重なツールを提供してくれました。レンダリングやアニメーションに多額の費用をかけるのではなく、Kickstarterキャンペーンで使用するために、美しく洗練されたマーケティング材料をSOLIDWORKSから直接作成することができました。つい最近、資金調達目標の229%達成でこのキャンペーンを終了し、現在生産を開始しており、世界56か国へ向け初期出荷を準備しています。

JURAは、SOLIDWORKSによって、ビジョンを製品に、製品をブランドに変えることに成功しました。ジュラアンカーの詳細については、こちらをご覧ください。

 

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